寿司
昨日新宿でお寿司を見ました。
新宿に何店舗かあるらしい栄寿司とは無関係らしい(食べログ調べ)
とても綺麗で居心地のいいお店でした。
ところで先日
近所の魚屋さんの、一貫50円で個包装されたお寿司を好きなだけパックに入れて買えるやつ買いたいんだけど家に帰って個包装ひとつひとつ開けながらひとりでお寿司食べるの想像すると結構悲しくて挑戦できずにいる
— おちゃ(段) (@syocir) 2014, 6月 26
このポストのその後についての問い合わせをいただきました。
正直私はそんなお寿司の存在はすっかり忘れていたのだけど、言われてみればやはり気になるということで、善は急げの寿司バイキングに本日挑戦してきました。
バイキングのようす。
ムネがアツくなる。
青魚と鮭といくらが好きです。
明朗会計!
ポストからも伺えるように当初私は半信半疑でこの寿司バイキングに臨んでいたのですが、結論から言えば良さしかなかった。
まず家に帰るまでに1良さ。
普段お寿司を買って帰るときは、傾けたらいけないとかパックの蓋が開かないようにとかいろいろ神経をつかう、挙句に結局お寿司は寄ってばらけて汁が漏れてたりする。
でも寿司バイキングのお寿司は個包装だから、縦にしようが横にしようがお構いなしなのだ!
というか売り場に並んでる時点で既に若干無重力状態。SpaceSushiとはよく言ったものです。
そんなこんなで帰宅したら小皿に醤油とガリを開け、個包装をはがしていざ実食なんですが、 最も懸念していたこのプロセスが実際はめちゃくちゃ最高だった。
ふだん私がお寿司を食べるとき、お寿司は当然テーブルの高さにあって、同標高で醤油を付けたが最後あとはそれを垂らさないよう一瞬で口まで運ぶだけです。
つまりお寿司はいつも遠景にしか存在してなかった。
しかし寿司バイキングの個包装をはがすためには、寿司一貫一貫を両手で持ち、顔元に近づけ、やさしくビニールをめくっていかなくてはなりません。
私は未だかつてこんなに間近に寿司を感じたことはありませんでした。
大きく見えるとかそういう話ではなくて、スケールが違うんですよ!
借りぐらしのアリエッティを観てください。そういう感じです。
また、一貫一貫をそうやって剥がして食べていくわけだから、当然一貫一貫に対する思い入れが変わってきます。
とても大事に味わうことができます。
自然と手掴みで食べる流れになるのも良かった。
五感で感じて身体一直線で口に入れる寿司、50円だろうがなんだろうがおいしくないわけがないですね。
もちろん先にぜんぶ包装を剥がしてから食べる方法もあるけどそんなのは邪道だ!
それならスーパーのパック寿司でも買って食べればいいんです。
50円寿司バイキング、お近くで見かけた際には、おひとりでもご家族でも。
是非挑戦してみてください。